東日本大震災から10年を迎えた11日、さくら市では灯ろうをともし、風船を大空に飛ばして東北に追悼の想いを届けました。

この催しは東日本大震災を風化させないために毎年、さくら市で開かれています。

例年、地元の高校生と協力して行われてきましたが、去年はコロナ禍のため中止、今年は市の社会福祉協議会が単独で主催しました。

震災から10年。イベントはこれが最後になる見通しです。

今回は180個の灯ろうを並べて3月11日の文字を描きました。

これまで東北への支援活動に携わった市民など60人ほどが参加し、地震が発生した午後2時46分、東北に向かって黙とうしました。

そして、およそ100個の風船を一斉に空へ飛ばし、この10年を思い返しました。