東京オリンピックの聖火リレーについて9日、栃木県が推薦するランナーが走る市や町が発表となりました。

聖火リレーは今月25日に福島県をスタートし、栃木県は2番目の28日と29日の2日間で県内16の市と町をリレーします。

新型コロナウイルスの県内の感染状況によって不要不急の外出自粛が緩和されたことなどから、公道での聖火リレーの実施が決定しました。

これに伴い9日、県の実行委員会が推薦した53人のランナーが走る市と町が発表されました。

このうち県内のスタート地点となる足利市では、タレントで「あしかが輝き大使」の勝俣 州和さんが走り、1日目のゴール地点の那須烏山市では104歳で現役の理容師として活躍する県内最高齢の聖火ランナー、箱石シツイさんが走ります。

29日のスタート地点の那須町では、お笑いコンビ「U字工事」の福田薫さんと益子卓郎さんがランナーを務める予定です。

県では、新型コロナウイルスの感染防止の観点から、密を避けるために沿道からの応援はなるべく地元からお願いするとともに、インターネットでのライブ中継で観覧するよう呼びかけています。