2月21日に発生した足利市の山林火災で、警察と消防が8日、火災の原因を調べるために山に入りました。

足利市の山林火災は発生から9日目の3月1日に市が鎮圧を宣言していて、現在も鎮火に向けた消火活動などが続けられています。

8日午前9時ごろ、現場近くの寺の前には警察や消防、市の職員などおよそ30人が集まり、足利警察署の八木沢 良二刑事管理官の訓示のあと山に入っていきました。

発生から2週間以上がたって初めての実況見分だということです。

市によりますと、出火場所はハイキングコースを辿った先の両崖山山頂付近とみられています。

火の不始末など、原因が人為的なものである可能性もあり、警察などで火が激しく燃えた場所を重点的に調べたということです。