1都3県で緊急事態宣言延長 観光関係者ら苦悩
新型コロナウイルスの感染拡大による東京など1都3県への緊急事態宣言について国は2週間の延長を正式に決定しました。
県内では新規感染者の数などが以前に比べて落ち着いてきてはいますが、再拡大への懸念や観光関係者の苦悩が続いています。
栃木県への緊急事態宣言は先月8日に解除、その後も先月21日まで飲食店に午後9時までの時短営業が要請されましたが、現在は日中、行き交う人の姿も大分増えたように見られます。
県はあさって8日から独自の警戒度レベルを引き下げますが、首都圏への往来は慎重に判断、歓送迎会、花見などは自粛を求めます。
一方、観光関係者などにとっては辛い時期が続きます。
宇都宮餃子会が運営する「来らっせ」は普段は客のおよそ8割が県外からですが、現在は2割ほど。
国の緊急事態宣言の対象から栃木県が解除されおよそ1ヵ月が経ついまも客の数はいつもの半分以下だということです。
こちらの店舗では時短営業などで対応してきましたが、8日から通常営業に戻します。