宇都宮市の公園で6日、ホタルの幼虫の放流が行われました。

これは20年以上にわたってこの場所でホタルの里づくりをしている「瑞穂野蛍水会」が中心となって毎年行っているものです。

会では、子どもたちに自然や命の大切さについて学んでもらおうと、近くの小中学校にホタルの飼育セットを贈り、子ども達が年間を通してホタルを育てています。

この日は、およそ1400匹のホタルの幼虫が、エサになる巻貝とともにみずほの自然の森公園の水路に放されました。

放流された幼虫はゲンジボタルとヘイケボタルで、体長はおよそ1センチほど。

5月下旬から6月上旬ごろには成虫になる見込みで、美しく飛び交う姿が見られるということです。