XFN-ASIAによると、セントルイス連銀のウィリアム・プール総裁は18日、ペンシルバニア州フィラデルフィアでの経済団体との会合向けの講演で、経済予想よりも新規の経済指標に基づくことが、金融政策を決定するうえで適切となるとの見方を示した。特に昨年に問題となっていた長短利回りの逆イールド現象は将来の景気動向を予想することに信頼性を欠いていたことが挙げられる。

  また、債券市場について、「FRB(連邦準備制度理事会)の金融緩和が除々に除かれているものの、長期的なインフレ期待は落ち着いている」と述べた。 【了】