上原浩治さん(編集部撮影)

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巨人などで活躍した上原浩治さんが自身のYouTubeチャンネルで、過去に「チャレンジしてる詐欺」を行っていた選手がいたと、元阪神タイガースの藤川球児さんとの対談内で明かした。2人とも米メジャーリーグでプレー経験がある。

2021年2月16日の更新動画で、上原さんは藤川さんと共に長らく野球界で議論されている、セ・リーグへの指名打者制度(DH制)導入についてもトーク。両者ともアメリカでこの制度を経験したことを念頭に、賛成派であることを明かした。

DH制に持論展開

中でも藤川さんは「やってみてくれ!やった人間が言うてるんや」と主張すると同時に、「出場機会に恵まれない選手たちが出てくるって言う話もある。人情のあるチームになる」実情があると断言した。

上原さんが手厳しく「でも実力社会やん」と述べた後、藤川さんは「そうなんですよ、それがプロ。ファンの人たちの気持ちはわかるだけど、選手側から言うと『下手(な人は)は去れ』なんですよ」と力説。続いて「とんでもない成績は出ないし、新しい環境でチャレンジはしない。チャレンジは勝負をかけている人しかしない」と持論を繰り広げている。

しかし、一方で「チャレンジしてる詐欺の人は結構います」とのこと。

上原さんはすかさず選手の実名を口にしたようが、動画内では「自主BAN」という文字で覆われ真相はわからないまま。藤川さんからは「放送禁止やろ!!」とツッコミを食らっている。

コメント欄には「実体験だからこその深さがあって話に引き込まれます」「私達の日常では驚く位厳しい言葉かもしれないけれど、プロの世界では当然」「怖いくらいドライでなければいけない世界」と、DH制についての議論が相次いだほか、「上原さんなんて言ったんだろう」「勝負をかけてる詐欺師、誰や?」など、「チャレンジ詐欺選手」が誰なのかを気にするファンも多数見受けられた。