XFN−ASIAによると、米労働省が17日発表した4月のCPI(消費者物価指数)は、エネルギー価格上昇が寄与し、前月比0.6%上昇となった。市場予想の同0.5%上昇を上回り、今年1月以来の高い伸び率となった。ガソリン価格の同4.4%上昇を受けエネルギー価格は同3.9%上昇、運賃は同2.4%上昇、食品価格は同横ばい、住居費は同0.3%上昇、新車価格は同0.1%低下だった。

  一方、価格変動の大きい食品・エネルギーを除くコア指数は前月に引き続いて同0.3%上昇となった。市場予想は同0.2%上昇だった。今年1−4月の4カ月ではCPIは年率換算で5.1%上昇のペース、コアCPIは同3.0%上昇のペースとなった。【了】