米原油(16日):反発、69.53ドル=石油在庫統計控え様子見広がる
CBS MarketWatchによると、16日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、米国標準油種であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の6月物は、イランの核問題をめぐる原油の産出減への懸念が依然根強いものの、17日には米エネルギー省が12日までの週の週間石油在庫統計の発表を控えていることから様子見気分が広がり、一時1バレル=70.70ドルまで上昇した後、前日比12セント高の1バレル=69.53ドルで反発して引けた。
市場予想では、ガソリン在庫は増加が見込まれており、溜出油(暖房油含む)在庫と原油在庫はまちまちとなっている。
ガソリン先物は同2.79セント安の1ガロン=2.0261ドルに続落、暖房油は同0.65セント高の1ガロン=1.9515ドルに小反発した。天然ガスは、前日の取引で1年以上ぶりの安値で引けたことなどから買い戻され、同12.9セント(2.1%)高の100万Btu=6.252ドルに反発した。【了】
ガソリン先物は同2.79セント安の1ガロン=2.0261ドルに続落、暖房油は同0.65セント高の1ガロン=1.9515ドルに小反発した。天然ガスは、前日の取引で1年以上ぶりの安値で引けたことなどから買い戻され、同12.9セント(2.1%)高の100万Btu=6.252ドルに反発した。【了】