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スマイルロボティクス株式会社は日本の食産業を代表するパートナー企業と世界中のスタートアップと共に「新 “食” 産業」の創出を目指し共創するグローバル・オープンイノベーション・プログラム「Food Tech Studio - Bites!」に採択されたことを発表した。また、全自動配膳・下膳ロボット「ACUR-C」の「配膳の無人化」を新たに実現し、動画を公開した。
グローバルプロジェクトの採択と「下膳・配膳の無人化」の実現により、地域や業種に縛られず今後はより幅広い領域での展開を目指して開発を加速させていく。これに伴い、実証実験先となるパートナー企業はもちろん、外食産業以外でもスマイルロボティクスの技術を用いた共同開発/研究や開発委託を行いたいパートナー企業を募集する。

【動画】全自動ロボット「ACUR-C」による無人での配膳・下膳の様子:



●「Food Tech Studio - Bites!」について
『Food Tech Studio - Bites!』は日本の食産業を代表するパートナー企業と世界中のスタートアップと共に「新 “食” 産業」の創出を目指し共創するグローバル・オープンイノベーション・プログラム。オープンイノベーションを通じて、新素材やIoT調理家電、食のパーソナライゼーションといった新サービスなど、テクノロジーを活用して食分野に新たな価値を創造する他、フードロスやプラスチックゴミといった社会課題の解決、環境保護のための植物性タンパクの進化等にも取り組む。



・主催
スクラムベンチャーズ

・パートナー企業
不二製油グループ本社株式会社、日清食品ホールディングス株式会社、フジッコ株式会社、ハウス食品グループ本社株式会社、株式会社伊藤園、株式会社ユーハイム、カゴメ株式会社、株式会社ニチレイ、大塚ホールディングス株式会社、東京ガス株式会社

・戦略パートナー
株式会社博報堂、日立グローバルライフソリューションズ株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、三菱ケミカル株式会社、株式会社オレンジページ、株式会社シグマクシス、東京建物株式会社、辻調理師専門学校

・自治体パートナー
加賀市、神戸市、新潟市

・公式サイト
https://www.foodtech.studio/

●スマイルロボの全自動配膳・下膳ロボット「ACUR-C」とは
全自動配膳・下膳ロボット「ACUR-C」(アキュラシー)は「ロボットアーム」を搭載し、「つかむ」「はこぶ」を完全自動で行うロボット。人手不足や人件費高騰に悩まされ、更にコロナ禍で苦しむ飲食店に対して、配膳・下膳を全自動・非対面で行えるようにし、スタッフは「人にしか出来ないおもてなし業務」に注力することで、飲食店のオペレーション改善および売上・利益貢献を目指して開発中。



■「ACUR-C」の特徴:

・スカラ型アームを搭載:
万が一人と接触しても怪我をさせない低出力のモータを使用し、冗長自由度を持つスカラ型アームを搭載。毎回状況が異なるため難易度が高いと言われる下膳も、Depthカメラにより3次元空間認識を行うことで実現。

・アームは食器に合わせて付け替え可能:
導入する店舗の食器に合わせて付け替え可能なハンド。なお、動画の現行モデルは「お盆用ハンド(特許申請済)」を用いており、一般的なお盆を使用する飲食店であれば、個別のハンドを開発することなく導入が可能。

・障害物や人を回避しながら移動 :
レーザーを利用したSLAMによる自律移動が出来、障害物や人間を回避しながら、バックヤードとテーブル間をスムーズかつ安全に移動することが出来る。

■全自動配膳・下膳ロボット「ACUR-C」の今後の展開予定:
・動作スピードUPとスムーズ化
・3次元空間認識の改善とディープラーニング用のデータ収集
・実際の店舗における実験(実験に協力するパートナー募集中)
・飲食店以外のサービス業(宿泊施設や商業施設など)における展開への対応
※同社のロボット技術を使って解決したい課題をお持ちの方からの相談を常時受付中


(山田 航也)