NY原油(12日):急反落、72.04ドル=IEAの原油需要見通し下方修正で
CBS MarketWatchによると、12日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、米国標準油種であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の6月物は、前日比1.28ドル安の1バレル=72.04ドルに急反落した。
イランの核開発問題など地政学リスクが引き続き懸念される中、IEA(国際エネルギー機関)が12日、5月の石油市場月報で、1−3月期が平年に比べて温暖だったことに加え、原油高による需要減で、2006年の世界の原油需要見通しを従来予想の日量147万バレル増から、日量125万バレル増と下方修正したことから、売りが優勢となった。
一方、ガソリン先物は、前日比4.11セント安の1ガロン=2.1785ドルに反落した。また、暖房油は、同4.97セント安の1ガロン=2.0467ドルに反落、天然ガスは、同36.9セント安の100万Btu=6.28ドルに続落して引けた。【了】
イランの核開発問題など地政学リスクが引き続き懸念される中、IEA(国際エネルギー機関)が12日、5月の石油市場月報で、1−3月期が平年に比べて温暖だったことに加え、原油高による需要減で、2006年の世界の原油需要見通しを従来予想の日量147万バレル増から、日量125万バレル増と下方修正したことから、売りが優勢となった。
一方、ガソリン先物は、前日比4.11セント安の1ガロン=2.1785ドルに反落した。また、暖房油は、同4.97セント安の1ガロン=2.0467ドルに反落、天然ガスは、同36.9セント安の100万Btu=6.28ドルに続落して引けた。【了】