栃木県内 新たに96人感染 累計3012人 8日間で1000人増加
県と宇都宮市は15日、新たに96人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
県内で感染が確認されたのは 累計3012人となりました。
また新たに1人の死亡を確認し、県内の感染者で亡くなったのは17人となりました。
新たに感染が確認されたのは、宇都宮市、鹿沼市、日光市などの10歳未満の未就学児から90代の男女96人です。
このうち4人が県内16例目の鹿沼病院で発生したクラスター関連で、このクラスターに関する感染者は合計97人となりました。
宇都宮市では市内の同じ保育園に勤める30代と60代の保育士の感染が確認されました。
15日現在の県内の療養者数は1359人で、重症者は19人です。入院調整中の人は970人となっています。
県内で感染が確認された人は3000人を超え、わずか8日で1000人増加したことになります。
近県の感染状況です。埼玉県では2人が死亡490人が感染しました。茨城県では1日として過去最多の159人が感染、群馬県では1人死亡、80人の感染が確認されています。茨城県は今月18日から来月7日まで独自の緊急事態宣言を出しました。
サッカー関東リーグの栃木シティはチームスタッフの感染が確認されたと発表しました。選手やスタッフなどに濃厚接触者はいないということです。
緊急事態宣言を受けて県内各市町の中学校などで部活動中止の動きが出ています。
緊急事態宣言期間中の来月7日まで中学校の部活動を中止するのは栃木市や佐野市、鹿沼市です。
小山市は1月22日まで、日光市と壬生町は1月31日まで、高根沢町は3月31日まで中止です。
一方、土日は中止、平日に限り時間制限を設けるなどして部活動が可能なのは宇都宮市、足利市などで、茂木町は土日はいずれかのみ可能です。
このほか県スポーツ協会は各市や町のスポーツ少年団に対し、今月5日から31日までのすべての活動の自粛を要請しています。今後、期限を2月7日まで延長する見通しです。
次に、コロナ禍で延期になった成人式についてです。下野市は10月31日に市内3カ所で行います。
上三川町は11月6日に3部制にして上三川町体育センターで実施します。
大学入試センター試験の後継となる初めての「大学入学共通テスト」が全国一斉に行われます。県内でも宇都宮大学や足利大学など8つの大学の9会場で行われ8680人が志願しています。1科目ごとに換気をしたり発熱がある場合には30日と31日に追試験を申請できるなどそれぞれの大学で対応します。
県国体・障害者スポーツ大会局は日光市今市の道の駅「日光街道ニコニコ本陣」などで今月24日に予定していた「いちご一会とちぎ国体冬季大会」の開催1年前イベントを中止します。バンクーバー冬季オリンピックのフィギュアスケート男子代表織田 信成さんと福田 富一知事のトークショーに代わって織田さんのメッセージ動画配信などを予定しています。