AFX通信によると、イランのバジリ石油相は12日、OPEC(石油輸出国機構)内から増産して石油価格を引き下げる求めはなく、現在の生産水準を維持するだろうとの見方を示したうえで、同国もこの方針を尊重すると述べた。イランは世界第4位、OPEC内ではサウジアラビアに次ぐ第2位の石油産油国。専門家によると、同国の今年の石油収入は前年の470億ドル(約5.2兆円)から540億ドル(約6兆円)に増加すると見積もられている。 【了】