Jリーグ以外も!2021年オープン予定の「国内サッカー新スタジアム」まとめ

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思いがけずオリンピックイヤーとなった2021年、日本各地にいくつも新スタジアムが誕生する。

そこで、今年供用が開始される予定の主なスタジアムをまとめてみた。

桜スタジアム(セレッソ大阪)

いきなり「新」ではなく改修だが、セレッソ大阪のホーム、長居球技場が桜スタジアムとして生まれ変わる。

工事は2019年にスタートし、主にバックスタンドを拡張。さらにホームゴール裏とバックスタンドに屋根が付くことになる。

完成は3月の予定。よって2021シーズンも序盤戦はヤンマースタジアム長居を使用するとみられる。

ユニリーバスタジアム新富(テゲバジャーロ宮崎)

今年J3へ参入するテゲバジャーロ宮崎。サッカーやプロ野球のキャンプとして有名だった県についにJクラブが誕生した。

そんな彼らの新しいホームが、宮崎県新富町に建設中の新スタジアム。約5,000人収容で2月上旬に完成する予定だ。屋根にはチームの愛称である“TEGEVA”の文字が入る。

スタジアムの名称はネーミングライツにより「ユニリーバスタジアム新富」に。「ユニスタ」と呼ばれることになりそうだ。

栃木シティFC 新スタジアム

関東1部リーグの栃木シティFC(※2018年までは栃木ウーヴァFC)が栃木県栃木市の岩舟総合運動公園内に新スタジアムを建設中だ。

収容人数5,129人の球技専用スタジアムで完成は2月。宮崎同様クラブが建設費を負担している。

昨年は地域チャンピオンズリーグで惜しくもJFL昇格を逃してしまった栃木シティ。今シーズンこそはなんとか上の舞台へ進みたい。

コバルトーレ女川 新スタジアム

コバルトーレ女川は東日本大震災の際に話題となったサッカークラブだ。2018年にJFLを戦ったが現在は東北1部リーグに所属している。

彼らの新スタジアムは、女川町の津波浸水区域に整備される清水公園内に建設中。600席の座席スタンド、4,400人収容の芝生スタンド、管理棟などで構成される球技専用スタジアムとなる。

完成は今年3月の予定とのこと。共用を開始すればコバルトーレはすぐ近くの女川町総合運動公園第二多目的運動場(人工芝)からこちらにホームを移す。

町田GIONスタジアム(FC町田ゼルビア)

最後は、2020シーズンもバリバリ使用されていたが、大規模な改修が完了する「町田GIONスタジアム」こと町田市立陸上競技場。

これまで1層だったバックスタンドが拡張され、3層の立派な屋根付きのスタンドへと進化する。

今回の改修により収容人数は10,622人から15,000人規模へ増加。日本屈指の“森のスタジアム”がついにJ1ライセンスを充足するスタジアムとなる。

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改修としては他に、いわてグルージャ盛岡のホーム、いわぎんスタジアムの照明設備整備工事がまもなく完了。新シーズンからは岩手でもナイトゲームの開催が可能となる。