毎日のお弁当づくりは、とにかくラクで続けられることが肝心。
『藤井弁当‐お弁当はワンパターンでいい!』が、「2020年料理レシピ本大賞」の料理部門で準大賞を受賞した藤井恵さんに、卵焼き器ひとつでつくる焼き鮭弁当レシピを教わりました。


焼き鮭弁当

藤井恵さんのワンパターン弁当!焼き塩鮭弁当



鮭は酒をまぶして焼くと、臭みが消えて冷めてもふっくら。
切らずにご飯の上に大胆にのせてつめれば、迫力満点!


●焼き塩鮭弁当




おかず1:塩ゆでコマツナ


【材料(1人分)】

・コマツナ(3〜4cm長さに切る) 100g

・A[水1カップ 塩小さじ1]


おかず2:甘辛卵焼き

【材料(1人分)】
・卵 1個
・B[水大さじ1 砂糖大さじ1/2 しょうゆ小さじ1/3]
・サラダ油 小さじ1/2

[下準備]ボウルにBを入れて混ぜ、卵を加えて溶きほぐす

おかず3:焼き塩鮭

【材料(1人分)】
・甘塩鮭(切り身) 1切れ
・酒 小さじ1
・サラダ油 小さじ1/2

[下準備]鮭に酒をまぶす

【つくり方】

(1) コマツナをゆでる




弁当箱に温かいご飯適量(分量外)をつめて冷ます。卵焼き器にAを入れて中火にかけ、煮立ったらコマツナを加え、1分ほどゆでる。ザルに上げて湯をきる。

(2) 卵焼きをつくる




卵焼き器にサラダ油の半量を強めの中火で熱し、卵液の半量を流し入れ、くるくると巻く。残りのサラダ油を広げ、残りの卵液を流し入れてくるくると巻いて焼く。取り出して冷ます。

(3) 鮭を焼く




卵焼き器にサラダ油を中火で熱し、鮭を入れ、両面を3分ずつ焼く(皮は焼き色がつくまでしっかり焼く)。取り出して冷ます。(1)のコマツナの水けを絞り、(2)の卵焼きを食べやすく切る。弁当箱に3品をつめ、好みで昆布のつくだ煮適量(分量外)を添える。

[弁当1人分581kcal]




<主菜の食材&味変えアイデア>



甘塩鮭を塩サバに、焼くときのサラダ油をバター5gに替えてもよい。仕上げに粗びきコショウ(黒)やいりゴマ(白)を少しふっても。

<撮影/山田耕司 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【藤井恵さん】



料理研究家、管理栄養士。雑誌や書籍、テレビなど、幅広い分野で活躍中。『お弁当はワンパターンでいい! 藤井弁当
』(学研プラス刊)など著書も多数。