県内でつくられた日本酒の出来栄えを評価する「酒類鑑評会」の表彰式が2日、県庁で開かれ、酒造りのプロたちが表彰を受けました。

鑑評会には県内22の蔵元から合わせて168の酒が出品され、酒の種類によって5つの部門ごとに最も優れたものに知事賞、次点に酒造組合会長賞が贈られます。

表彰式には賞を受賞した8つの蔵元から杜氏や経営者が出席し、福田知事などから賞状を受け取りました。

このうち純米吟醸酒の部など3つの部門で知事賞を受賞した惣譽酒造は、関東甲信越の6県の酒が審査対象となる関東信越国税局の鑑評会でも最優秀賞を収めています。

新型コロナウイルスの影響で忘年会の需要が落ち込む見込みの中、こうした鑑評会を機に栃木のお酒が広く知られ、消費につながることが期待されます。