外国人留学生や海外留学経験者向けの合同企業説明会が2日、宇都宮市で開かれました。

この企業説明会は県と県国際交流協会が毎年開いているものです。

今回は事前申し込みの時点で中国やスリランカの留学生など過去最多の165人から申し込みがありました。

新型コロナウイルスにより採用を控える企業がある影響で、出展したのはシステム開発や金属フィルター製造など県内に本社や事業所を置く7社です。

県国際交流協会によりますと、コロナ禍で日本を訪れる外国人が減って通訳の仕事がなくなったり工場の稼働率が下がったことで仕事がなくなったりしたといった声も届いているといいます。

「とちぎ外国人相談サポートセンター」には雇用関係の相談が今年4月から10月末にかけて前の年のおよそ2倍寄せられていて、外国人材をめぐる環境が大きく変化しています。

説明会に参加した留学生などは企業の説明に熱心に耳を傾けていました