日光・鬼怒川エリアで運行している東武鉄道のSL大樹が2機で運行することになり、2日、新しい機関車の火入れ式が行われました。

SL大樹の真新しいエンブレムが光るC11形325号機。

この蒸気機関車は東武鉄道が真岡鐵道から今年7月に譲り受け、鬼怒川線を走る2機目の「SL大樹」として走らせるために整備を進めてきました。

今月26日からSLを2機体制で運行することが決まり、埼玉県久喜市でこの機関車の火入れ式が行われました。

神事で安全を祈願した後、根津嘉澄社長がボイラーに火を入れました。

またSL大樹のプロモーションのイメージタレントを務める女優・門脇 麦さんのトークセッションも行われました。

東武鉄道では年間を通じて日光・鬼怒川エリアでSLを楽しめるようにする方針で、まずは今月26日以降の年末年始を中心とした8日間、下今市と鬼怒川温泉の上下線の1日8本すべてをSL2機で運行します。

来年夏以降、全国的にも珍しい平日を含めたSLの毎日運行を実施する予定です。