1週間の感染者90人と過去最多 グループホームで県内11例目のクラスター
県と宇都宮市は2日、新たに24人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。1週間あたりの感染者数が90人で過去最多となり、足利市のグループホームでの感染を県内11例目のクラスターに認定しています。
感染が確認された24人のうち13人は、県内10例目のクラスターと認定された足利市の有料老人ホームの利用者や職員、その家族です。
この有料老人ホーム関係の感染者は、これで累計24人となりました。
県によりますと感染拡大の原因として、手・指消毒の徹底不足や使用したガウンや手袋の取り換えがなかったなど室内衛生管理で改善すべき点があったということで、施設に対し指導を行っていきます。
職員の家族など残りの関係者などについても今後、検査を進めていきます。
このほか1人は4人の感染が判明した足利市のグループホームの職員です。
このグループホーム関係の感染者は累計で5人となり、県は県内11例目のクラスターと認定しました。
それぞれの高齢者施設は別の企業が経営していて、同じ職員の出入りなどはないということです。
残りの10人のうち2人は宇都宮市の50代の夫婦、別の2人はこれまで確認された県内の陽性者の関係者です。
県内で感染が確認されたのは、これで688人となりました。重症者は7人です。
1週間あたりの感染者数は90人で過去最多です。