今年、魅力度ランキングで最下位となるなど、魅力が低いといわれる栃木県のブランド力向上を目指す会議が26日に県公館で開かれ、来年度以降に目指すブランド向上の成果指標としてこれまでの魅力度ランキングに代わる7つの指標が示されました。

この会議では、これまで民間調査会社の魅力度ランキングの順位をブランド力向上の指標としていましたが、取り組み方針の最終年度となる今年度、栃木県は全国最下位の47位となってしまいました。

一方で、魅力度の順位と連動すると想定していた観光宿泊者数や移住相談件数などに因果関係が見られなかったことなどから県では、来年度以降の施策の成果を図る上で魅力度のランキングではなく、新たな7つの指標を掲げることとしました。

新たな7つの指標は、国や県が毎年出している「いちご王国・栃木」の認知度や農村地域における交流人口、移住相談件数などです。

来年度以降の5カ年計画では、県内をはじめ県外の栃木ファンを強化・拡大しながら、この7つの指標を伸ばすために「消費者に選ばれる県産品づくり」「強みを生かした戦略的な観光地づくり」「移住・定住につながる地域づくり」の3つの重点分野入力取り組んでいきます。