全国で新型コロナウイルス対策の国の持続化給付金の詐欺が相次いでいますが、県警本部の捜査第二課などは24日、当時ともに19歳だった無職の男ら2人を逮捕しました。

逮捕されたのは日光市の無職の男と会社員の男の合わせて2人です。

2人はともに19歳の少年だった今年6月、国の持続化給付金制度を利用して現金をだましとろうと考え、県北の20代の知人男性に持ち掛けてこの男性の名義の口座を利用して虚偽の申請を行いました。

男性の口座には給付金100万円が振り込まれましたものの、この男性が警察に通報し、事件が発覚したということです。

2人は「だますつもりはなかった」などと容疑を一部否認していますが、県警察本部では2人が少なくとも十数件、総額で1千数百万円分の同様の事件に関わっているとみて 組織的な犯罪も視野に入れ詳しく捜査しています。