菅田将暉、大河「鎌倉殿の13人」で源義経役 歓喜の声続々
俳優の菅田将暉が、小栗旬主演の2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に源義経役で出演することが20日、明らかになった。脚本を務める三谷幸喜が自らドラマの公式Twitterなどで発表した。菅田にとって大河への出演は2017年の「おんな城主 直虎」以来、2度目。ネット上では「楽しみすぎる」「期待でいっぱい」「意外」「適役」などさまざまな声が寄せられ、反響を読んでいる。
本作は、華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、武士の世を盤石にした北条義時(小栗)を軸にしたパワーゲームを描く物語。野心とは無縁だった若者が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか、その軌跡に肉迫する。
天才軍略家として知られる義経を演じる菅田は、以下のようにコメントしている。「『悲劇の武将』と言われ、ドラマティックに描かれることが多い人物ではあるけれど、意外と創作されているエピソードも多く実体がよくわからないところが演じる上では興味深いと思っています。いつも歴史上の人物や実在の方を演じるときに心がけているのは、“血の通わせ方”“綺麗事で終わらせない”ということ。特に義経は綺麗なイメージがあるので、生々しく、義経は生きていたんだと僕自身も実感しながら演じていきたいです」
これまで発表されたキャストは、小池栄子(北条政子役)、片岡愛之助(北条宗時役)、松平健(平清盛役)、佐藤二朗(比企能員役)中川大志(畠山重忠役)、小泉孝太郎(平宗盛役)、南沙良(大姫)、野添義弘(安達盛長役)、杉本哲太(源行家役)ら。(編集部・石井百合子)