全国にあるホームセンター。

北海道で幼少期を過ごした筆者にとって馴染みが深いのは、東日本を中心に展開する「DCMホーマック」だ。新潟に出張した際には、「コメリ」の看板をよく見かけたことも印象深い。

もしかしたら、行きつけのホームセンターといったら「ココ!」と、地元民の意見が一致する地域があるかもしれない。


「全国ホームセンター一覧」(画像はiqaring(@ikaring63036919)さんが2020年11月6日に投稿)

こちらはツイッターユーザーのiqaringさんが、「全国ホームセンター一覧」と題して投稿した画像。地図上には、ホームセンターの名前やロゴが配置されている。

近畿地方に住んでいる人は、「コーナン」や「ロイヤルホームセンター」あたりに。九州人は、「ナフコ」や「ホームワイド」によく通っているのだろうか。関東地方にはいろいろなロゴが密集しており、ホームセンター激戦区といった様子だ。

ロゴの配置条件は...?

Jタウンネットは11月13日、投稿者のiqaringさんに詳しい話を聞いてみた。

MAPを作ったiqaringさんは京都に住む大学生で、出身は愛媛県だ。

先日Jタウンネットが配信した記事「FUJI、マルナカ、きむら、『ンョ゛ハー゛』... 四国地方民の『御用達スーパー』勢力図がこちら」では、四国地方にあるご当地スーパーのMAP制作者として紹介。企業ロゴを地図上に配置し、見える化させてきた「職人」である。

今回、ホームセンターのロゴを配置した条件について

「売上200億円を基準に掲載しています。ただし地図上に空白が多い場合はその地域の有力なホームセンターを載せています。HD(ホールディングス)となっている企業はその代表的なブランドを載せています」(iqaringさん、以下同)

と説明した。作成する中で大変だったのは、関東地方のロゴ配置だという。

「関東地方を地盤にする企業が多すぎて地図からはみ出てしまうので、ロゴの配置には苦労しました」

愛媛県出身のiqaringさんにとって、馴染みの深いホームセンターは「ダイキ」(本社・愛媛県)だという。

「店内ソングが好きで、小学校の音楽の授業中にリコーダーで吹いて怒られた記憶があります。当時、四国はダイキの寡占状態でしたが、最近はコーナンやコメリが地元にも進出していて必要に応じて使い分けられるので便利になったようです」

みなさん行きつけのホームセンターは、あっただろうか。