今年で100回を数える全国高校ラグビーの栃木県大会が、24日に開幕し、1回戦3試合が行われました。

大会会には、20年連続で全国大会に出場している國學院栃木をはじめ、佐野日大や作新学院など7校が参加。

開幕ゲームとなった宇都宮高校と佐野高校の対戦では、佐野がほかの部活からの助っ人選手6人も活躍し序盤から勢いに乗ります。

スクラムやラインアウトのセットプレーも安定して試合を有利に進め82対0で宇都宮に圧勝しました。

今大会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、保護者以外の観客を入れずに行われ、選手や関係者は試合当日に検温などの健康チェックが義務付けられています。

また試合終了後に選手を入れ替える際には、ベンチの消毒を行うなど、徹底した対策がとられます。

全国大会は100回記念として従来の51校に加え91回から99回大会の参加校数の多い愛知、埼玉、福岡に1枠ずつと全国を9ブロックの地区ごとに1チームの合わせて63校が参加して12月末に大阪の花園ラグビー場で開かれます。

栃木県大会の準優勝校は、関東地区のブロック大会に出場する権利を獲得でき、全国大会への望みをつなぎます。

1回戦そのほかの試合は、足利大附属高校と佐野日大高校が勝ち準決勝へコマを進めました。

準決勝は今月31日、決勝戦は来月7日に行われます。