2015年の関東・東北豪雨や去年10月の東日本台風など、地球温暖化が原因とみられる気候変動の影響が深刻になっています。県内の関係者と専門家が情報交換し対応策を考えるワークショップが22日、始まりました。

この県民ワークショップは、県地球温暖化対策課が初めて開いたもので、地域の気候変動の影響と課題を把握して情報を共有し、来月予定している2回目のワークショップで対応策について話し合います。

22日は県内の自主防災組織や農家などおよそ30人が参加し、専門家による講演を聞いたあと「自然災害」「熱中症」「農業」の3グループに分かれて参加者それぞれの地域の気候変動の影響について報告し合いました。

ここ10年間をみても東日本台風のような大規模な災害や豪雨が頻繁に発生したこと、夏の猛暑で熱中症の危険にさらされるようになったこと、暑くなることで害虫が増えて農業に影響がでていることなど、さまざまな立場からの情報が出されました。