コロナ禍で日本を訪れる外国人観光客が激減するなか、関東の4県や福島県が協力して観光を盛り上げていこうと、16日に宇都宮市でシンポジウムが開かれました。

このシンポジウムは県経済同友会が開いたもので、県内外の観光関係者などおよそ150人が出席しました。

はじめに、西日本の瀬戸内エリアでインバウンドに取り組んだ広島県にある企業の代表の村木智裕さんが講演しました。

村木さんは現在はコロナ禍でも外国では来年(2021年)以降の旅行先として日本に注目している人も多く、目的地に選んでもらうために地域の観光資源を組み合わせて海外にPRするノウハウを伝えました。

続いて栃木県や福島県など5県の観光関係者によるパネルディスカッションが行われました。

このあと、「温泉」や「日本酒」などテーマに分かれた意見交換会が行われ、宿泊客を増やすために夜に観光コンテンツをつくるなど世界から旅行客を呼び込むアイディアを出し合っていました。