グルメタウン東京には”予約困難店”と呼ばれる店がたくさんある。

中には2年以上予約が埋まっている店もあり「有名で行ってみたいけど予約いっぱいだろうな〜」と諦めてしまうこともあるのでは?

だが、なかなか訪れることのできない人気店も、今なら予約が取りやすいとの噂が!予約のコツをチェックして是非この機会に訪れよう!



ラウンド型のカウンターでは店の一体感を味わうことができる
1年後まで予約がいっぱいの
幻の和食店『食堂とだか』は五反田にあり

料理が出される度、小さなカウンターのあちこちから「美味しそう〜!」と歓声が上がる。

そんな見た目のインパクトが大で、ボリューム感にもあふれている美食の連投に、心を掴まれる人が後を絶たないという。



ローストした鴨肉に芳ばしい揚げ白髪ネギを添えた「かもねぎ」
通称『五反田ヒルズ』の半地下に潜む
食堂のコスパの高さに圧倒される!

和食店出身の戸高さんはビルの半地下に店を構えたことで「ここまで足を運んでもらうには人とは違うことをしなれば」という必死の思いがあったという。

そこからコスパ抜群の「おまかせコース」が誕生した。

持ち前のクリエイティブな発想とお客さんを喜ばせたいというサービス精神によって考案された9,000円のコースは店のドリンクも全て飲み放題という充実の内容。



大きな松茸をドカンといれた「和牛のしゃぶしゃぶ」はすき焼き風の味付け
飲み放題込みで9,000円!
誰しもが満足する「おまかせコース」はこれだ!

「せっかくならお腹いっぱいになって帰ってほしいです」と話す戸高さんの言葉通り、ボリューミーな料理が多数供される。最後のデザートまで行き着かず持ち帰る人も多いとか。

そんな戸高さんこだわりの「おまかせコース」をご紹介。

レアな火入れだが表面はパリッと香ばしい「かもねぎ」。積み上げられた鴨肉は「これで一人前!?」と目を疑うほどのボリューム感だ。

カウンターの目の前で大判の和牛をさっと火入れし、ジューシーに焼かれたまるまる1つ分の松茸を添え、最後に卵をオン。

これがとだか流のしゃぶしゃぶだ。肉の甘みと松茸の香りを口いっぱいに堪能したい。



プリン体のオンパレード!「うにいくらオンザ半熟玉子」

この店のスペシャリテと言っても過言ではない「うにいくらオンザ半熟玉子」。

インスタ映え必至のこのひと皿は供された瞬間、歓声が上がること間違いなし。

一気に頬張って幸せを噛み締めたい!



「赤だしの素麺」はさっぱりとした味わいながらも赤だしのコクが楽しめる

コースの終盤で供される「赤だしの素麺」。

冷たい赤だし、という新感覚メニューだが、これがなんとも美味しい。

つるりとした素麺に赤だしのコクが絡み、一度食べ進めると止まらない!



コースのラストを飾るデザート「大福」

隠れファンが多いというのがこの「大福」。

薄く伸ばした皮に甘すぎないこしあんと季節のフルーツを客の目の前で包んでいく。

今の時期はピオーネとシャインマスカットでなんと計4つもイン!



左から「とだビアーノ」「鹿児島知賢茶ハイ」「生絞りパインジュース」

9,000円コースはお店にある飲み物メニューが全て飲み放題に含まれる。

ビールに生絞りみかんジュースを足した「とだビアーノ」など、独創的なメニューも多く用意しているので、料理に合わせて飲み物も選びたい。



蝶ネクタイがトレードマークの店主・戸高さん
予約が1年以上埋まっている『食堂とだか』の
予約を取るコツとは!?

現在は先の予約受付を一旦停止中。ただし、お店の公式Facebookページでキャンセル席情報を随時投稿。
https://www.facebook.com/wasse.umaka/

すぐに埋まってしまうので頻繁にチェックすることをおすすめします!

運よくキャンセル席をゲットできたら是非訪れてみていただきたい。

戸高さんの温かな接客にも癒されて、“とだか”の虜になってしまうこと必至だ。


マックス3年待ちという伝説がある超人気焼肉店も今ならチャンス!



これぞ『ヒロミヤ』名物!独特な切り込みが特徴の「タン」
マックス3年待ちの伝説あり!
連日舌の肥えた大人たちで『ヒロミヤ』は賑わう

焼肉好きを自称する人でこの店を知らない人はいないだろう。だが、予約が取れないことでも有名なのが『ヒロミヤ』だ。

舌の肥えた大人たちが、華やかとは程遠い少々年季の入ったビルに毎夜こっそりと集まり、舌鼓を打っている。

予約困難な人気焼肉の代表格で、何年先も予約が取ることができないという伝説の店なのだ!



都営新宿線の曙橋からほど近くに位置する。ここがグルメが集う秘密基地的な焼肉店だ
6,500円で怒涛の肉攻め!
とんでもない焼肉体験が待っていた!

なんと、ひとり6,500円で、約300gの肉コースでさらに飲み放題付! そんな夢のようなコースが『ヒロミヤ』にある。

旨くて安い、そして圧巻のボリューム感!そんな3点良しの店なら一度訪れれば必ず再訪したくなる。

〆の肉料理を含めた8品と飲み放題を付けた、大満足のコースをご紹介しよう。

名物の「タン元」はヒロミヤ流の大胆カットでSNS映えが抜群!



ミノ、鴨、塩カルビの「3種盛り」

「塩カルビ」は薄切りの大根の漬物を巻いてさっぱりといただく。

他にも自家製ダレや生姜味噌など、肉を惹き立てる味付けのひと工夫が楽しい!



適度な厚切りの「ハラミ」

タレで味付けされた「ハラミ」は噛み心地を重視し、適度な厚切りとなっている。

食べ放題の白米とともにかきこみたくなる味だ!



〆の「牛混ぜそば」

コースの最後の料理まで肉尽くし!肉味噌とたっぷりの薬味が間違いのない〆の「牛混ぜそば」は冷製なのでつるんと食べられてしまう。

怒涛のコース内容に、感動で言葉も出ない…。

店主は大阪の生肉店に生まれ、兄も焼肉屋。独自のルートで上質な和牛を仕入れられるのでこの価格とボリュームが成り立っているという。



最長3年待ちとなったこともある『ヒロミヤ』の
予約を取るコツとは!?

最長3年待ちとなったこともあり、現在は通常の電話予約をストップしている。

毎月1日に店舗HPにて本店の翌月の空席情報を掲載し、同日10時から電話予約を受けつけている。HPとTwitterにてキャンセル情報も随時アップしているのでそちらも要チェックだ。
https://sites.google.com/site/hiromiyasan/

味がいいのはもちろん、すべてが自由で解放感を得られる『ヒロミヤ』。「あ〜、楽しかった!」と心から思えるこの焼肉屋は是非一度訪れてみていただきたい


今夜はマグロ尽くしに決まり!



外観のマグロのイラストが目印
熾烈な電話予約の勝者のみが体験できる
『マグロマート』のマグロ尽くしの夜

中野駅北口の路地を1本入った先にある、民家を改装した隠れ家のような一軒家が連日賑わいを見せている。

ここ『マグロマート』では「大好きなマグロだけでお腹いっぱいになりたい」という誰もが一度は夢見た体験ができる場所なのだ!



7種の部位を食べ比べられる「マグロマート盛り」
コースはなんと2,800円!
圧巻のコスパを誇るコースの全貌とは?

マグロの高級部位から希少部位までを使用し、定番かのお刺身から創意性溢れるお料理までを含めた「マグロコース」計6品のお値段はなんと2,800円!

”端肉”と呼ばれ、仕込みや料理に手間がかかるため一般的にはあまり使用されない部位を安く仕入れ、美味しく食べる方法を考え抜いたため、この驚愕の値段が実現。

マグロを丸ごと食い尽くせる、贅沢なコースをご紹介しよう。

「マグロマート盛り」は希少部位を含めた7種の部位を食べ比べることができる。仕入れによって提供される部位が変わることも。目の前にどんと置かれた瞬間、心が躍る!



マグロの赤身のみを使用した「まぐろユッケ」

これは馬肉!?と目を疑うほどの美味しそうな赤身のメニュー。

人気メニューの「マグロユッケ」は、ゴマ油の香りがほんのりと漂い、食欲を刺激する。

凝縮された赤身の旨みを噛み締めて!



「マグロのレア天ぷら」

紫蘇で巻かれ、ぱりっと揚げられた天ぷらだが、中はレアでしっとり。

初めての食感を体験することができる!

合わせるのは塩、天つゆに加えカラスミ。好みに合わせて色々な食べ方ができるのも楽しい!



迫力満点!「まぐろ中落ち」

まぐろのすき身の大きさに驚かない者はいない!

この店の名物ともいえる「まぐろの中落ち」は自分で骨の間をすきとって食べるスタイル。

はじめは刺身で食べ、そのあとは一緒に運ばれてくる酢飯と海苔で手巻き寿司に。

とろける中落ちに皆笑顔になること間違いなし。



店主・平島さん
1ヶ月前の予約解禁の瞬間即埋まる!
そんな『マグロマート』の予約を取るコツは?

毎月、1ヶ月前の12時から予約受付が解禁されるが、すぐに埋まってしまうとのこと。

しかし早めスタートの時間を狙えば比較的予約が取りやすいそう!そして実は当日予約専用のテーブルも用意してあり、その席が穴場なのだ!

当日でも諦めずに電話で確認を!
https://www.tablecheck.com/shops/maguro-mart/reserve?utm_source=google

良心的な値段で怒涛のまぐろ料理が楽しめる『マグロマート』。

普段食べられない部位も楽しめるので興味のある人は是非訪れて”まぐろ尽くし”の夜を体験してみていただきたい。