ペットボトルで「コーヒーを時間をかけてゆっくり楽しむ」がコンセプトのサントリー「CRAFT BOSS(クラフトボス)」シリーズから、秋冬シーズン限定の「クラフトボス ブラック シーズンブレンド」「クラフトボス スペシャルティ微糖 シーズンブレンド」「クラフトボス ラテ シーズンブレンド」が2020年9月15日(火)から登場しています。季節に合わせて香りと味わいを調節しているとのことで、これまでのクラフトボスと味がどのくらい変わったのか、実際に飲み比べてみました。

「クラフトボス」シリーズ コールドは季節に合わせた美味しさが楽しめる「シーズンブレンド」に! | サントリー食品インターナショナル

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まずは「クラフトボス ブラック シーズンブレンド」から。



ブラックなので原材料はコーヒー豆と香料のみ。コーヒー豆はブラジルやエチオピアなどの豆が使われているようです。



内容量は500mlでカロリーはほぼ0kcal。



シーズンブレンド(左)と通常のクラフトボス ブラック(右)を並べてみると、よく似たパッケージですがシーズンブレンドの方がラベルの色が濃くなっていました。



また、シーズンブレンドには「シーズンブレンド」と書かれたホームベース型のマークがあるので見分けがつきやすくなっています。



中身を比べるためコップにドリンクをそそいでみました。見た目はまったく同じように見えます。



ペットボトル飲料は香りが弱い場合が多いですが、シーズンブレンドのブラックは強すぎず弱すぎず、コーヒーの香ばしい匂いがふわっと広がります。口に渋みや雑味が後味に残らずすっきりとした味わい。コーヒーの苦味が少なく飲みやすい口あたりはクラフトボスシリーズ共通の特徴です。



公式リリースによると、シーズンブレンドはコーヒーの味わいそのものよりも「コーヒーの芳ばしい香りを強化」しているということで、編集部員数名にシーズンブレンドと通常版を飲み比べてもらったところ、味に大きな差はありませんでした。匂いについては「シーズンブレンドの方が香りが強い」「差がわかりにくい」と意見が分かれる結果に。



続いて「クラフトボス スペシャルティ微糖 シーズンブレンド」



原材料は牛乳を先頭に、コーヒー、砂糖、乳製品などが並んでいます。



100mlあたり22kcalなので、内容量500mlあたり約110kcalほど。



シーズンブレンド(左)と通常版(右)を並べてみると、ラベルの色合いは同じですが透明な部分の有無や文字の配置などが少し違っています。左上の赤いマークもシーズンブレンドはホームベース型で通常版は丸形。



コップに注いでドリンクの色を比べてみると、シーズンブレンドの方が若干明るく見えます。



飲んでみると、砂糖の甘さは控え目でコーヒーの風味がしっかり味わえる仕上がり。後味のすっきり感はブラックにやや劣りますが、ミルクや砂糖が加わっている分まろやかな味わいになっています。



公式リリースによると「深煎りコーヒーの割合を増やすことで、さらにコクを強化」しているとのことで、飲み比べてみると通常版の方があっさりとクセのない味わい。シーズンブレンドの方がミルクのまろやかさやコーヒーの風味が増しているように感じられ、一口の満足感はシーズンブレンドの方が高めです。



最後は「クラフトボス ラテ シーズンブレンド」



原材料は牛乳、砂糖、コーヒー、乳製品など。



カロリーは100mlあたり30kcalなので、内容量500mlあたり約150kcal。



ラテはシーズンブレンド(左)と通常版(右)を並べると、ドリンクの色に差がありシーズンブレンドの方が明るい色合いなのが分かります。ラベルはシーズンブレンドの方が白を強調したデザイン。



ラテ シーズンブレンドを飲んでみると、スペシャルティ微糖よりもミルクのまろやかさが際立った味わい。通常版と飲み比べると、後味のすっきりさは通常版の方が上ですが、まろやかさやミルクの甘みはシーズンブレンドの方が強めでした。疲れたときに甘いもので一服したい……というときはラテ シーズンブレンドがおすすめです。



「クラフトボス ブラック シーズンブレンド」は税抜160円、「クラフトボス ラテ シーズンブレンド」「クラフトボス スペシャルティ微糖 シーズンブレンド」は税抜170円で、全国のコンビニやスーパーマーケットなどで購入可能です。