予算と安全で揺れる「救難飛行艇」開発のピンチ
次期救難飛行艇の主契約会社選出にむけ、新明和工業では、元海上自衛隊OBである顧問との開発会議を行うことになったが――
「US-2」。海上自衛隊が運用する最新鋭救難飛行艇である。
世界で唯一、波高3mの外洋に着水可能なUS-2は、日本の四面を囲む大海原で遭難者の捜索や救助、離島住民の輸送など、過酷な状況下で確実に任務を遂行する。
しかし、多くの人命を救い日本が世界に誇る超ハイスペック航空機も、その完成までは苦難の連続だった……。
日本の航空機開発の行く末を占う壮大なビッグプロジェクトを、海上自衛隊、防衛装備庁、開発製造関連企業より全面協力を得、圧倒的リアリティーで描く。『US−2救難飛行艇開発物語』より抜粋してご紹介します。
(協力:海上自衛隊/防衛装備庁/新明和工業株式会社 )
救難飛行艇開発の準備を進める新明和工業
©月島冬二/小学館
©月島冬二/小学館
©月島冬二/小学館
©月島冬二/小学館
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©月島冬二/小学館
©月島冬二/小学館
©月島冬二/小学館
©月島冬二/小学館
※漫画『US−2救難飛行艇開発物語』(こちらをクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします)
(この続きは9月13日に公開予定です)