米ゼロックス、Q1最終益5%減で予想下回る=販売が振るわず
XFN-ASIAによると、米事務機器大手のゼロックスは24日、第1四半期(1−3月)決算を発表した。それによると、事務用機器の販売が振るわず、ドル高も影響し、最終利益が前年同期比5%減の2億ドル(1株当たり0.20ドル)で、市場予想の1株当たり0.21ドルをやや下回った。一方、売上高は前年同期比2%減の37億ドルとなり、市場予想の38億2000万ドルを下回った。
事務用機器の売上高は4%減少しており、アナリストらは、カラー複写機への移行が不十分であるほか、米パソコン最大手のデルへのOEM(相手先ブランドによる製品供給)によるプリンター供給が鈍化した可能性を指摘した。
ゼロックスは、4−6月の利益見通し(特別項目を含む)を1株当たり0.22−0.24ドルと予想。市場予想は0.24ドルとなっている。
24日のゼロックスの株価は前週末比0.80ドル(5.41%)安の14.00ドルと大幅安だった。【了】
ゼロックスは、4−6月の利益見通し(特別項目を含む)を1株当たり0.22−0.24ドルと予想。市場予想は0.24ドルとなっている。
24日のゼロックスの株価は前週末比0.80ドル(5.41%)安の14.00ドルと大幅安だった。【了】