景観十年・風景百年・風土千年「こころに残るひとの営み景観」写真・エピソードを募集 9月30日まで 岸和田市
岸和田市は、景観啓発の取組みとして、特に優れた資源を市長が指定する「こころに残る景観資源発掘プロジェクト」(※)を平成24年度より毎年実施している。
令和2年度は「こころに残るひとの営み景観」の指定に向けて、景観にまつわるエピソードと写真を広く募集している。応募期限は9月30日まで。
景観資源の指定には事前審査があり、応募のあった写真等は、まちかど審査として、市内公共施設で巡回展示し審査され、次に専門家による審査を行う。
専門家による審査では、まちかど審査の結果を踏まえ現地調査等を行い、市長に推薦する景観資源が決定され、最終的に特に優れた景観資源を市長が指定する。
<発掘したい応募対象の「ひとの営み景観」>
誰もが観ることが可能で、次のようなストーリー性がある岸和田市内のひとの営み景観
・暮らしや生活など人々の身近にあり、魅力的であると感じられるもの
・地域の営みや産業、文化が感じられるもの
・歴史や伝統を感じさせ、地域の賑わいを特徴づけるもの
・四季折々の趣があり、賑わいや親しみが感じられるもの
<応募について>
応募期限は令和2年9月30日まで。
応募用紙を添えて、郵送、メール、持参にて応募が可能。(※郵送の場合は、当日消印有効)
応募方法など詳細は、岸和田市ホームページ:応募要項ページを確認。
岸和田市では平成24年度からこれまで「樹木景観:15件」、「みち景観:21件」、「水辺景観:15件」、「まち景観:19件」の70件を指定。指定した景観やエピソードを纏めた冊子が、市のホームページで公開されている(ダウンロード可)。
市の担当者は「地域の営みや文化、歴史、伝統や四季折々の趣など、岸和田市にはたくさんの魅力を感じる景観があります。皆様のこころに残る景観と大切なエピソードをぜひ教えていただき、このプロジェクトを通じて、岸和田市の新たな景観資源の発掘につなげたいと考えています。」と話し、多くの応募を呼びかけている。
※こころに残る景観資源発掘プロジェクト(岸和田市ホームページから引用)
景観形成の基本目標である「豊かな自然環境と歴史的環境が織り成す『個性的快適環境都市』の創生」を実現するためには、市民、事業者、行政が、総合的かつ多面的にお互いの立場を理解しながら協力し、優れた景観をつくり、まもり、はぐくみ、次の世代へつないでいく必要があります。
地域が主体的に景観の核となる資源を発掘し、その情報を蓄積、共有していくことは、人を惹きつける固有のストーリーとなり、景観に魅力を付け加えたり、裏付けたりする手段として有効であると考えられます。
地域に係る人々の誇りの醸成と地域価値の向上が相俟って、多面的な地域ブランドとして来訪者増加など地方創生につながる「良き循環」による効果の発現も期待されます。
これらの効果も勘案し、景観啓発の取組みとして「こころに残る景観資源発掘プロジェクト」を実施しています。
■各種リンク
・岸和田市ホームページ:こころに残る景観資源発掘プロジェクト
・岸和田市ホームページ:「こころに残るひとの営み景観」を募集しています!
■問い合わせ
岸和田市 都市計画課 景観担当
Tel:072-423-9538
Fax:072-423-3347