写真左から、大阪産業局 立野理事長、株式会社三菱UFJ銀行 谷口取締役専務執行役員、大阪府 吉村知事、大阪市 松井市長、堺市 永藤市長

 
令和2年8月19日、大阪府、大阪市、堺市、公益財団法人大阪産業局、株式会社三菱UFJ銀行は、オール大阪で起業家を生み育てる環境を整備するとともに、スタートアップ・エコシステムの構築・拠点都市形成に関して、一層の連携及び協力関係を構築することを目的に、連携協定を締結した。

本協定の締結を機に、国の「世界に伍するスタートアップ・エコシステム拠点形成戦略」(※1)における『グローバル拠点都市』として、ウィズコロナ・ポストコロナ時代の新しい生活様式を踏まえながら、これまでにない価値観からビジネスを発想し、いち早く社会課題を解決していくスタートアップの活動を一段と促進していくという。
 
本協定における連携事項は下記の通り。
(1)スタートアップの創出及び成長機運の醸成に関すること
(2)スタートアップの成長支援及びイノベーションの創出に関すること
(3)起業家育成支援に関すること
(4)スタートアップコミュニティ醸成に関すること
(5)その他、スタートアップ・エコシステムの構築に関すること 
 
今後、本協定に基づき、株式会社三菱UFJ銀行のネットワークを活用した大阪府外の有力なスタートアップや人材に対する大阪での事業活動を喚起する情報の発信や、イベントの開催の他、資金調達の支援、ビジネスマッチング機会の提供など、様々な取組みが実施されるという。
  
協定締結式は、同日午前11時30分から大阪府庁(大阪市中央区)で行われ、株式会社三菱UFJ銀行 谷口 宗哉 取締役専務執行役員、大阪府 吉村 洋文 知事、大阪市 松井 一郎 市長、堺市 永藤 英機 市長、公益財団法人大阪産業局 立野 純三 理事長が出席した。
 
協定締結にあたり、大阪府 吉村知事は「大阪は、やってみなはれの精神で色々なことにチャレンジする、起業家精神に溢れた方がたくさんおられる。その中で、若い企業が成長するための資金調達の支援や販路開拓が大きな課題であった。メガバンクである三菱UFJ銀行様と行政が一丸となってその課題を克服できる今回の連携協定に非常に期待をしている。東西一つの軸となり成長する大阪を目指していきたい。」と話した。

※1:国が、世界に伍する日本型のスタートアップ・エコシステムの拠点の形成と発展をめざし、一定の集積、潜在力を有する都市において、スタートアップ・エコシステムの形成を推進する拠点形成計画を認定し、政府、民間サポーターによる支援を実施(詳細は内閣府ホームページへ)
 
 

(参考)スタートアップ・エコシステム「グローバル拠点都市」選定について
・大阪府ホームページ(2020年7月14日:報道発表資料):京阪神連携によるスタートアップ・エコシステムが国の「グローバル拠点都市」に選定されました!
・OSAKA愛鑑NEWS:京阪神連携によるスタートアップ・エコシステムが国の「グローバル拠点都市」に選定!

■各種リンク
・大阪府ホームページ(報道発表資料):三菱UFJ銀行、大阪市、堺市、大阪産業局とのスタートアップ・エコシステムの構築・拠点都市形成に関する連携協定の締結について

 

■問い合わせ

大阪府 商工労働部 中小企業支援室 商業・サービス産業課 新事業創造グループ
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