『ゴリラのアイヴァン』ポスタービジュアル
 - (c) 2020 Disney

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 作家キャサリン・アップルゲイトの児童書をディズニーが映画化した『ゴリラのアイヴァン』が、9月11日より動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で独占配信されることが明らかになった。『マレフィセント』などで知られる女優のアンジェリーナ・ジョリーが声優と製作を兼任している。

 アメリカで最も権威ある児童文学賞ニューベリー賞を受賞した「世界一幸せなゴリラ、イバン」を映画化した本作は、ショッピングモールで観客を喜ばせるゴリラ・アイヴァンが主人公。仲間の動物たちと幸せに暮らしていたアイヴァンは、赤ちゃんゾウのルビーと出会ったことで、過去の記憶に揺さぶられていく。

 主人公アイヴァンの声を担当するのは、『ジョジョ・ラビット』などのサム・ロックウェル。声優にはその他、アンジェリーナ(ゾウのステラ役)、『ダンボ』のダニー・デヴィート(犬のボブ役)、『クィーン』のヘレン・ミレン(プードルのスニッカー役)、『永遠のモータウン』のチャカ・カーン(ニワトリのヘンリエッタ役)、『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』のブルックリン・キンバリー・プリンス(赤ちゃんゾウのルビー)といった顔ぶれが揃った。また、ドラマ「ブレイキング・バッド」のブライアン・クランストンも出演している。

 メガホンを取ったのは、ロマンス映画『世界一キライなあなたに』などのテア・シャーロック監督。動物や人間の絆について迫った本作について、「世界は一瞬で変わってしまいました。世界中のすべての人々が、この100年には見たこともない人生を変える重大な経験を共有しています。このような状況で、実話から発想を得て作られた、キャサリン・アップルゲイトの愉快で独創的な物語を、ディズニープラスで世界に向けて配信できることを嬉しく思っています」と語っている。(編集部・倉本拓弥)