「ハイ・フィデリティ(原題) / High Fidelity」ニューヨークプレミアでのゾーイ・クラヴィッツ(今年2月撮影)
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 Huluでテレビシリーズ化されたジョン・キューザックの映画『ハイ・フィデリティ』のドラマ版が1シーズンで打ち切られた。

 同ドラマはニック・ホーンビィの原作を基に女性の観点で描いた作品で、主人公のロブをレニー・クラヴィッツの娘ゾーイ・クラヴィッツが演じ、好評だった。Deadlineによると、キャストのスケジュールを抑えておく期間を1か月延長し、更新するかどうか入念に話し合いが行われたが、キャンセルが決まったという。

 これを受け、ゾーイはInstagramで共演者やスタッフ、番組を視聴し、応援してくれたファンに感謝を述べている。打ち切りの知らせにセレブを含め、残念がる書きこみが押し寄せている。「マスター・オブ・ゼロ」のリナ・ウェイスは、「ノーーーーーー!!!  感心するような作品にはなかなか出会えないのに、この作品はそうだった。すごい好きだって伝えたよね。今もだよ。絶対にもう1シーズン作るべきだよ」とコメント。映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のヴァルキリー役で知られるテッサ・トンプソンも番組を観られなくなることがとても残念だと書き込むとゾーイは、「まあ、いいわ。Huluには他にも有色人種の女性が主役のドラマがたくさんあるし。あれ、ちょっと待って」と返事し、Huluの多様性のなさをチクリと批判している。(澤田理沙)