木村拓哉が「ちょいマック〜」CMを弁明、ネット批評を“エゴサ”する気にしぃ素顔
ドライブスルーで、ちょいマックぅ〜ア♪
【写真】20歳でクセが強い“ハンバーガ持ち”をしていた木村拓哉
『マクドナルド』の「ちょいマック」CMで、ドライブスルーに向かう車内で妙なテンションで熱唱する木村拓哉。最後には自ら「なんだ、この歌?」と突っ込むこのCMがSNSを中心とするネットを賑わせている。広告代理店関係者が解説する。
「7月からスタートした新CMですが、“かっこいい”“食べたくなる”と支持される一方で、クセが強めの歌に“イライラする”“不快”と否定的な見方も多く、最後のひと言にも“寒い”“痛い”とかなり辛辣です。前作の独特なハンバーガーの持ち方を含めて、何かと賛否を生むシリーズですね。好きも嫌いも含めて、今なお“キムタク”の影響力は健在ということでしょう(苦笑)」(広告代理店関係者)
そんな“大クセ”CMに触れたのが7月26日放送のラジオ番組『Flow』(TOKYO FM)だ。《あの鼻歌はアドリブから生まれたものですか?》リスナーから届いたという質問メールに答えたのだった。
《あのドライブスルーの歌はですね、アドリブではありません》
開口一番、自身で考えたものではないと否定した木村。なんでも、撮影の2日前にデモCDを聞き、撮影をしているうちに《待てよ、と思って》と自分なりにシチュエーションを考えて、《誰も聞いてないから、声高くなってデカくなっちゃうんじゃね》と、アレンジを加えたようだ。さらに最後の台詞にまで“自分が考えたものではない”と弁明したのだった。
それにしてもナゼ、わざわざCMのウラ側を明かしたのだろうか。
超人的ダンスを披露した木村
実は以前も、木村は“リスナーからの質問”に答えてCMの秘密をぶっちゃけたことがある。
覚えている人もいるかもしれない。2008年に放送された『GATSBY』のCMだ。ここで木村はブレイクダンスを披露するのだが、あまりにも見事な動作にネット上で疑いの目が向けられたのだ。
「合成疑惑です(苦笑)。ダンスを得意とするキムタクですが、軟体動物のようにクネクネした超人的な動きに、“キムタクの顔だけつけ替えた”と指摘されて検証サイトまで立ち上がったのです。その“合成相手”として、アップル社などのCMに裏方ダンサーとして出演するアメリカ出身のダンサーの名前が浮上し、専門誌『広告批評』にも騒動を取り上げられるほどに関心を集めたのです。もはや、ほとんどの人が合成だ、と見ていた矢先、本人がついぞ言及したのです」(ワイドショースタッフ)
2008年10月1日放送の『STOP THE SMAP』(文化放送)で、マックの質問と同様に《アレって拓哉君、本当に踊ってるの?》と寄せられたリスナーからの質問を紹介し、
《あのね、膝、足首、首、肩、手首、ひじ、チョー痛いです、アレ》
踊ったことで身体の節々を痛めた事をアピールする木村。さらに、同じ事をSMAPコンサートのバックダンサーからも聞かれたようで、
《“こうやって動いたんだわ”って鏡の前でやったら、“なんですか? それ”ってなって》
実際に、クネクネダンスをプロのダンサーに披露して驚かれたエピソードを明かしてみせたのだった。
「その後は、キムタクの“膝が柔らかい”という話になり、いつの間にかCM話からフェードアウトしていったのですが、“自分が踊った”と合成説を否定したかったのでしょう(苦笑)。マックの件といい、意外にも自分に対するネットの声を気にしているんですかね」(前出・ワイドショースタッフ)
「何やってもキムタク」
昨年1月、TBS系『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』に出演した木村は、こんな思いを吐露していた。勝地涼が「俳優を辞めたい」と相談するドッキリが仕掛けられたのだが、親身に話を聞く木村は次第に自分の経験も話し出す。そして、
「自分だって言われてるもん。“何やったってキムタク”だって」
と、ネット上で常々言われてきた「どんな役を演じてもキムタク」という批評を、木村本人も承知していることを明かしたのだ。
「これを見て、“木村拓哉がネットの書き込みを見ている”“エゴサーチしてる”と、またもやネット上は賑わいました。実は木村さん、起床後はまずネットニュースをチェックすることがルーティンだと言います。当然、自分のことが書かれた記事も読むでしょうし、付けられたコメントも目に入ると思います。
その流れから、どんな目で自分を見ているのかエゴサーチするのではないでしょうか。マックのCMもまた、向けられていた批判から逃れたい思いがあったのかもしれません。国民的スターとして輝き続ける一方で、同等に想像を絶するような誹謗中傷も受け続けてきた木村さん。それでも“木村拓哉”でいるわけですから、相当な精神力ですよ」(芸能プロ関係者)
これからも堂々、クセが強い、唯一無二の木村拓哉が見たい。