iPhone 12(仮)には編組み被覆のUSB-C - Lightningケーブルが付属か
充电头网

今年のフラッグシップiPhone 12(仮)シリーズにはUSB充電器が同梱されず、Lightningケーブルだけが付いてくるとの予測が相次ぎました。そんななか、USBケーブルが改良され、USB-C Lightningの編組ケーブルが付属するかもしれないと噂されています。

ウワサの発信源は、正式発表前に「macOS Big Sur」の呼称を言い当てたなどの実績があるリーカーL0vetodream氏です。同氏は中国サイト充电头网の記事と画像を紹介したツイートをRTし、「新Lightningケーブル」とコメントを付けています。

この噂が本当だとすれば、今年もiPhoneにUSB-Cの採用はなくLightningコネクタが維持されることになります。また現在販売中のiPhone 11にはLightningーUSB-Aケーブルが同梱されているところ、iPhone 12ではProではないエントリーモデルでもUSB-C Lightningケーブルが付属する可能性が浮上したわけです。

ケーブルの編組化は、Lightningケーブルの耐久性を向上させる狙いがあるかもしれません。アップル純正のLightningケーブルは数か月で壊れやすいとの声もあり、買い直すと2000円近くかかります。

編組ケーブルといっても一概に破損に強いとは限りませんが、充电头网の記事によればコネクタ部分は従来の金メッキに替えてロジウムメッキ加工とされ、汗や液体、その他の腐食に対して耐久性が優れているとのこと。編組の技術も従来より優れた方式と分析されています。

また米MacRumorsは、Lightningケーブルの強化がiPhone 12にUSB充電器を同梱しないことから目をそらす可能性もあると指摘しています。最近アップルはiPhoneを買い換えたユーザーに、以前のUSB充電器をどうしたかを尋ねる調査を行っているとの報告もありました。

充電器は長期間使っていても壊れにくい一方で、USBケーブルは巻き付けやねじれを繰り返すうちに破損しやすいもの。iPhoneを何代にもわたって買い換えているユーザーからは、編組で強化されたケーブルが付けば「充電器の同梱なし」でも歓迎されるのかもしれません。

Source:L0vetodream(Twitter)

Via:9to5Mac