ウエスカFW岡崎慎司

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[6.24 スペイン2部第35節 ウエスカ1-1カディス]

 スペイン2部リーグは24日、第35節を各地で行い、FW岡崎慎司所属のウエスカは首位のカディスと1-1で引き分けた。前節のアルバセテ戦(△2-2)ではPK獲得で同点劇に貢献していた岡崎は後半20分、セットプレーのこぼれ球にゴール前で反応し、今季9点目となる先制ゴールを記録。ところがチームは最終盤に追いつかれ、首位撃破とはならなかった。

 スコアレスで迎えた後半13分、ベンチスタートだった岡崎が投入されると、そこからスコアが動いた。20分、左サイドからのFKをMFダビド・フェレイロがゴール前に蹴り込み、中央で触れられずにファーに流れたボールをDFペドロ・モスケラが折り返す。すると、ゴール前の混戦で反応したのは岡崎。ハーフボレーでネットに叩き込み、歓喜の輪が広がった。

 直後、ビデオ・アシスタント・レフェリーの介入により試合が中断し、今季8得点を取り消された岡崎にとっては嫌な予感も漂ったが、主審はVARオンリーレビューの末にゴールを宣告した。岡崎にとっては中断前の3月7日に行われた第30節フエンラブラダ戦(○2-0)以来4試合ぶりのゴールとなった。

 その後は終盤までカディスの猛攻を耐え凌ぎ、3試合ぶりの勝利が近づいたかと思われたウエスカ。ところが後半アディショナルタイム4分、ウエスカはクリアミスをしたDFルイジーニョがエリア内で相手FWを倒してPKを献上。同7分、これを途中出場のFWアレックス・フェルナンデスに決められ、土壇場で同点に追いつかれ、勝ち点1を積み重ねるにとどまった。