ドルトムントのハーランド、復帰直後も「非常に価値ある選手」実証
これまでにもボルシア・ドルトムントは、引いてうまく守ってくるチームに対して苦戦を強いられてきた。それは週末に行われたフォルトゥナ・デュッセルドルフ戦でも同様にみられたものであるが、その均衡を破ったのは、やはりこの男。エルリング・ハーランドだった。膝の負傷により2試合欠場を余儀なくされた19才のノルウェー代表FWは、この日はまだ先発するまでは回復ならず、30分間の出場にとどまったものの、その中で試合終盤に値千金となる決勝ゴールをマーク。試合後「僕たちはチャンスを待ち続けた」と語った同選手は、「苦しい試合展開であっても、良いチームというのは勝利を収められる」と胸を張った。
ツォルクSDは、これから残りリーグ戦3試合、マインツ戦、ライプツィヒ戦、そしてホッフェンハイム戦に向けて、「まだシーズンに目標がかかったチームとの対戦が控えているんだ」と警鐘を鳴らしつつ、さらに審判に対しての不満を募らせており、「苛立ちを感じさせてしまうのは、ハンドに関する判定についてだよ。ドルトムントの試合ではボアテングが、そしてパダーボルンの試合でも、そして今回でも我々に対して不利なジャッジが下されている。これほどの数というのは、決して理解できるものではない」と語っている。