AFX通信によると、中国は今週13日から四川省成都市を通過する新たな飛行ルートを航空路に加える予定で、これによって一部の欧州路線が平均で半時間ほど短縮される見込みだ。従来の欧州路線は、西部の新彊ウイグル自治区を通過していた。IATA(国際航空運送協会)の試算によると、飛行ルートの短縮で、110の欧州便の燃料コストの節約や運行効率が高まると予想されている。年間でみると、飛行時間が2860時間短縮されるほか、燃費で2万7000トン、二酸化炭素排出量で8万4800トン、窒素酸化物は34万キロの削減効果があるという。 【了】