NY原油(10日):急反発、68.74ドル=イラン空爆報道を嫌気
CBS MarketWatchによると、10日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、米国標準油種であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月物は、前週末比1.35ドル高の1バレル=68.74ドルと急反発して引けた。一時、1バレル=68.95ドルと約2カ月ぶりの高値を付ける場面も見られた。
米ニューヨーカー誌(ウェブ版)など米メディアが先週末、米政府が、イランの核開発を阻止するため、同国の核関連施設を標的にした空爆準備を進めていると報道し、イランからの原油供給懸念が広がった。ブッシュ大統領は10日、これらの報道について、単なる憶測と退けている。
アラロン・トレーディングのシニア・アナリスト、フィル・フリン氏は、イランからの原油供給が途絶えた場合、原油相場は1バレル=80−85ドルまで急騰する可能性があると指摘した。
一方、ガソリン先物は、前週末比3.24セント高の1ガロン=2.0092ドルに反発、暖房油も、同6.28セント高の1ガロン=1.9454ドルに大幅反発した。一方、天然ガスは、同13.9セント高の100万Btu=6.882ドルに3日ぶりに反発して引けた。【了】
米ニューヨーカー誌(ウェブ版)など米メディアが先週末、米政府が、イランの核開発を阻止するため、同国の核関連施設を標的にした空爆準備を進めていると報道し、イランからの原油供給懸念が広がった。ブッシュ大統領は10日、これらの報道について、単なる憶測と退けている。
一方、ガソリン先物は、前週末比3.24セント高の1ガロン=2.0092ドルに反発、暖房油も、同6.28セント高の1ガロン=1.9454ドルに大幅反発した。一方、天然ガスは、同13.9セント高の100万Btu=6.882ドルに3日ぶりに反発して引けた。【了】