【飛田和緒さん】旬の野菜を使った『夏の炊き込みご飯』

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『炊き込みご飯』って秋に食べるもの、というイメージが強いですよね。

しかしながら本日ご紹介するのは夏の炊き込みご飯。

旬の夏野菜をたっぷり使った色鮮やかな一杯です。

じつは夏野菜の持つうまみや香りの良さは、炊き込みご飯にうってつけ。

旬の野菜のおいしさを引き出す達人、飛田和緒先生に教わりました。

まずはみんな大好きとうもろこしご飯。

カラフルな見た目と豊かな香りに、心が躍ります。

炊く前に、おしょうゆをつけて香ばしく焼いているところが、ひとつ上のおいしさを引き出すポイント。

また、残ったしんもご飯といっしょに炊くことで、とうもろこしのうまみをまるごとご飯にうつしました。

続いてはなんと、トマトとなすの炊き込みご飯。

シンプルな味つけが、ジューシーなトマトととろっとしたなすの食感を引き立たせます。

なんとこちら、トマトをまるごと炊き込むレシピ!

そのビジュアルに、その味に、心を奪われてしまいますよ!

最後は、新しょうがと梅の炊き込みご飯。

新しょうがのやわらかな風味と香りがしみた、最高の一杯です。

 

梅干しは種からも味が出るので、そのまま炊き込むところがポイント。

梅干しを崩しながら炊きあがったご飯を混ぜれば、ふわっと立ち込める豊かな香りに、気持ちがぐっとあがりますよ。

旬の夏野菜のおいしさをめいっぱい引き出した炊き込みご飯、あなたもぜひ作ってみてくださいね。

料理/飛田和緒 撮影/馬場わかな 文/編集部・持田

『オレンジページ』2020年6月17日号より)