『#ハンド全力』より
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 俳優の加藤清史郎(18)が主演を務める映画『#ハンド全力』には、子役出身の俳優たちが多数出演。加藤や鈴木福(15)ら、同作に出演する子役出身のキャスト陣に注目する。

 本作は、熊本地震をきっかけにハンドボールをやめた高校生のマサオが、SNSに投稿したかつての写真がバズったことから、SNSを盛り上げるために幼馴染とともに廃部寸前の男子ハンドボール部を再建しようと奔走する物語。『アフロ田中』『アズミ・ハルコは行方不明』などで知られる松居大悟が監督を務めた。

 主人公のマサオを演じた加藤は、1歳のころから子役として活躍し、トヨタ自動車のテレビCM「こども店長」などで人気を博した。実写映画で単独主演を務めるのは『忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段』(2013)以来およそ7年ぶりで、本作ではSNSに翻弄されながら成長していく高校生という役柄に等身大で挑んでいる。

 映画『ちょんまげぷりん』(2010)やドラマ「マルモのおきて」(2011)などに出演し、国民的人気子役として活躍した鈴木は、弱小ハンド部を戦略面で支える七尾次郎にふんした。劇中では学生服に身を包み、大人の俳優に成長しつつある姿を披露している。

 また、SNSに懐疑的な女子ハンドボール部員の黒澤役で出演している蒔田彩珠(17)は、7歳で芸能活動をスタートし、ドラマ「ゴーイング マイ ホーム」(2012)では阿部寛ふんする主人公の娘・坪井萌江を演じた女優。『万引き家族』(2018)など是枝裕和監督作品に常連として出演しているほか、南沙良とともにダブル主演を務めた『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(2017)では第43回報知映画賞新人賞に輝くなど、注目を浴びる期待株だ。

 さらに、志田未来(26)が主人公マサオの兄の恋人役、安達祐実(38)が女子ハンド部の顧問役を務めるなど、豪華な子役出身俳優たちが集結している。(編集部・吉田唯)

映画『#ハンド全力』は近日公開予定