西野アナ(中央)と、同じ2016年に入社した片渕茜アナ(右)。鷲見玲奈アナ(左)は、西野アナとアナ歴が同じ

《原油に思いを巡らせすぎて、今にも引火しそう。疲れた。サウジの石油施設を爆破すれば価格安定するかなと、二時間本気で考えるくらいに疲れてる。》

 インスタグラムにそう投稿していたのは、テレビ東京の西野志海アナ(29)である。彼女のこのアカウントは、友人しか知らない個人的な “裏アカウント” だ。つい気が緩んでしまっただけなのか。

 コロナ禍による需要急減で、4月20日、空前の大暴落を記録した米国産WTI原油の先物価格(5月物)。西野アナは、この3月からニューヨーク支局に赴任しており、『モーニングサテライト』の現地キャスターとして、NYの経済ニュースを伝えてきた。

「NY駐在は、かつて大江麻理子さんも歩んだ出世コース。西野は2016年に中途入社した地味なコですが、仕事は手堅い。ちなみに報道局員は、原則株式などの金融商品は買えません」(テレ東局員)

 石油関連の投資で大損しての、ご乱心ではなかったようだ。テレビ東京に確認すると、こう回答があった。

「『プライベートなSNSへの投稿』との報告が本人からありましたが、報道に携わる者として、極めて軽率で不適切でした」(広報局)

 西野アナの知人は、彼女の胸中をこう察する。

「彼女は欧米のジャーナリズムへの憧れが強い。『原油価格の暴落の原因が、減産しないサウジにある』と言いたかったのかも。NYに栄転して、舞い上がったのかな……」

“好事魔多し” だ。

写真・産経新聞

(週刊FLASH 2020年5月12・19日号)