DC『シャザム!』続編、年内撮影スタートだった 新型コロナで遅延の可能性
見た目は大人、中身は子供のDCヒーローが活躍する映画『シャザム!』の続編について、メガホンを取るデヴィッド・F・サンドバーグ監督が、年内に撮影がスタートする予定だったことを Comic Book に明かした。
『シャザム!』は、謎の魔術師から「シャザム!」と唱えることで最強ヒーローに変身する力を与えられた少年ビリーの成長を描いたヒーロー映画。続編は、2022年4月1日全米公開を予定しており、ザカリー・リーヴァイがシャザム役で続役する見込みだ。
ハリウッドでは現在、新型コロナウイルスの感染拡大により、大手映画スタジオが新作の製作を休止している状態にある。デヴィッド監督は「この状況がどれくらい続くのか気になるよ。なぜなら、私たちは今年撮影に入る予定だったからね」と続編が年内にも撮影開始だったことを告白。「今の時期、映画は延期になっているから、『シャザム!』もどうなるのか、そのうちわかるさ」と状況次第で製作スケジュールに遅延が生じる可能性があることを示唆した。
現在はリモートワークに切り替えているというデヴィッド監督。「今は脚本に取り掛かっているところだよ。それ位はできる。作業を終えたら、数か月状況を見て判断さ」とプリプロダクション(撮影前の準備作業)を着実に進めていることを明かしている。(編集部・倉本拓弥)