ご近所トラブルの原因になりやすい騒音問題。

Jタウンネットではこれまで、近隣住民が立てる大きな騒音に悩んでいる人たちの声を何度も紹介してきた。しかし中には、「騒音」とも言えないような、わずかな物音さえ許さない住民もいるようだ。

東京都に住むFさん(40代男性)は、床にコルクボードを敷き、できるだけ音を立てないよう静かに暮らしていた。にも関わらず、階下の住民からクレームを受けたという。そして最終的には、引っ越しを余儀なくされることに...。

被害者は複数人いるようで...


なんて神経質なんだ...(画像はイメージ)

私は妻と猫1匹と一緒に暮らしています。

ある日、私たちは深夜1時頃から猫をケージに入れようしたときに、物音を立ててしまいました。すると、階下の住人がインターフォンを鳴らし、怒鳴りこんできました。こちらもお詫びをし、その日は終わりました。

後日、私たちは音が立たないよう、フローリングにコルクなどを敷き、対策を施しました。ところが、また数日後、今度は

「掃除機の音がうるさい」

と午前中に怒鳴り込んできました。その時家にいたのは妻だけで、怖くなって管理室に逃げたそうです。

すると、いろいろな事情がわかってきました。どうやら階下住民は神経質な人で、以前私たちの部屋に住んでいた若い女性の住民は、「階下の方が怖くなって退去した」とのこと。

また、周辺住民に聞いたところ、階下のお隣さんは「電子レンジがうるさい」と言われたそうです。私たちの部屋の隣人もやはり、物音がすると注意されたことがあったそうです。

このことを、管理会社に尋ねたところ

「この件は、前から知っていた」

というものの、私たちが契約する前に「聞いてこなかったから」告知しなかったと話すのです...。

私たちは管理会社の方を呼び、話し合いをしました。しかし、彼らは一切謝罪をしません。

結局、私たちは4か月後、新たな住まいに引っ越しました。その際、契約を満たしていないということで、違約金も取られました。

弁護士さんに相談もしましたが、まず無意味なことになるので、訴訟はやめた方がいいということでした。

私たちが引っ越したあと、新たな住民が入り、階下の事情を知らされていないと思うと、気の毒でなりません。

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