映画『太陽は動かない』より
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 藤原竜也と竹内涼真が初共演する映画『太陽は動かない』(5月15日公開)の主題歌が、King Gnu による「泡」(※読み方:あぶく)に決定し、同曲が挿入された新たな予告編が公開された。主人公の秘密組織のエージェントにふんする藤原が、相棒役の竹内と共にノースタントで陸橋から走行中の列車にダイブするシーンに始まり、一日生き延びることさえ困難なエージェントたちの日常が垣間見える。

 本作は、『怒り』『悪人』など映像化が相次ぐ吉田修一の同名小説を、『海猿』『映画 暗殺教室』シリーズなどの羽住英一郎監督が映画化するサスペンスアクション。特殊工作組織“AN通信”の敏腕エージェント・鷹野(藤原)と後輩・田岡(竹内)のコンビが、組織の司令塔・風間(佐藤浩市)の指示を受け、「全人類の未来を決める次世代エネルギー」の極秘情報をめぐり、世界各国のエージェントや大国の裏組織と頭脳戦、肉弾戦を繰り広げる。

 予告編には、鷹野と田岡の過酷な日々が収められている。心臓に埋め込まれたチップの起爆装置が発動してからのタイムリミットは5分。死の恐怖が頭から離れず「死ぬの怖くないすか?」「命を懸ける情報があるんですかね。本当に」と弱音をもらす田岡、そんな彼を「生きたければ働け。それだけの話だ」と冷静に諭す鷹野。一日も心休まることのない任務に2人を駆り立てるのは何なのか?

 King Gnu の常田大希は、本作に以下のようにコメントを寄せている。「生まれや育ちは選べない。皆それぞれ与えられた運命に翻弄されながら足掻き抗い生きている。この映画の世界や人々は果たして我々と無関係なのだろうか。運命の不条理さとそれでも生きることの尊さを再確認できました。泡のような儚いこの世界に乾杯」(編集部・石井百合子)