10歳の娘が粘土で作った「耳」が想像以上にリアル 「とくに耳小骨と三半規管は大変だった」
10歳の女の子が粘土で作った「耳」が、リアルすぎるとツイッターで注目を集めている。
凄い!(画像はしみずとしやす(@watermanWork)さんが2020年2月29日に投稿)
こちらは、ツイッターユーザーのしみずとしやす(@watermanWork)さんの娘さんが作った作品である。
ふつう耳と聞いて想像するのは、うす橙色の皮膚の部分ではないだろうか。管の先には紫色の蓋が見える。鼓膜だろうか。
中央に写る赤色のモノとエメラルドグリーンの渦巻き状の管は何だろう。
今日、10歳娘が粘土をこねて一所懸命作っていたものは、なんと、「耳」です。
— しみずとしやす (@watermanWork) February 29, 2020
耳...粘土で作ろうとか思ったこと1回もないなぁ...。 pic.twitter.com/zIObuGq2Dd
しみずとしやすさんは、耳の構造を図解したイラストとともに娘さんの作品を紹介。図にあるような、鼓膜と繋がる小骨や、アメーバ状に伸びる神経までも忠実に再現していることがわかるだろう。
将来の夢はお医者さん...?と聞いてみたくなってしまう。そんな父親の投稿には、
「将来有望」
「医者の卵」
「リアルに出来てますね」
といった反応が寄せられている。
やっぱりお医者さん志望...?
娘さんはなぜ耳をつくったのだろうか。3月3日、Jタウンネットが父親のしみずとしやすさんに取材したところ、学校で手話を覚えた時に耳の仕組みに興味をもった経緯があるという。
「(耳の仕組みに興味をもって)学校の自主学習ノートに耳の図を描いた流れで、粘土でも作ってみたようです」
作品自体は自宅で趣味として作ったもので、学校の提出物などではないそうだ。
白い樹脂粘土を使って、パーツごとにアクリル絵の具で色分け。ボンドでつなぎ合わせているという。しみずとしやすさんによれば、娘さんは
「とくに耳小骨と三半規管は大変だった」
と話しているとのこと。
白濁色部分が骨、渦巻き状の蝸牛の上にある管が三半規管だ
娘さんは耳そのものよりも、形に興味を持っているそうで、
「ものを作ったり絵を描いたりするお仕事をしたい」
と話しているという。自由な発想力に将来が気になるところである...!