さくら、風に散る／近未來通信クイーンズ最終日
地元・鹿児島での大会とあって気合の入った横峯さくら(20=サニーヘルス)だったが、最終日は74とスコアを伸ばせず、通算1オーバーの7位タイと優勝争いに加わることは出来なかった。
立ち上がりの1・2番は、ともにパーオンできずに連続ボギー。「出だしで自分からチャンスを失くしてしまった」と振り返ったが、序盤は風の読み違いや、ミスショットもあり3ボギーと振るわない。今週はギャラリーとして娘を見守っていた父・良郎氏も「全然、風を読めとらん。ほんまにアホや」と嘆くばかりだった。
後半に入り、11番・13番でバーディを奪ったが、18番でボギーを叩く後味の悪いゴルフに、「トップ5に入りたかったけど、こんなゴルフじゃ駄目ですね」と唇を噛んだ横峯。次戦のキャディは「未定です」という受け答えに、”父抜きでも結果を出したい”という意地が垣間見えた。
