田中恒成(左)と井岡一翔【写真:Getty Images】

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WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで両者の対戦実現か

 ボクシングのWBOは、WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(Reason大貴)と、WBO世界フライ級スーパー王座を返上した田中恒成(畑中)に対戦指令を出した。米メディアが報じている。

 注目の日本人対決実現の可能性が高まってきた。「WBOがカズト・イオカ対コウセイ・タナカのタイトルファイトを指令」と報じているのは米専門メディア「ボクシングシーン.com」だ。

 記事の中では、WBOが定めたスーパー王座保持者は上下の階級の指名挑戦権を得られるという規則を適用し、スーパーフライ級の指名挑戦者と認められた経緯を説明。「WBOはタナカと115ポンドのタイトル保持者のカズト・イオカとの試合を組むようにと団体へ正式に命じた」と伝えている。

 井岡と田中はともに昨年大晦日の興行に登場。井岡はジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)に判定勝ちで初防衛に成功。田中はウラン・トロハツ(中国)を3回KOで破り、フライ級王座V3を達成。その後スーパー王座へ格上げされていたが、1月31日に王座を返上。スーパーフライ級での4階級制覇を目指している。

 WBOの指名試合の期限は通常9か月。井岡は大晦日の初防衛戦で指名試合をクリアしている。(THE ANSWER編集部)