映画『HOKUSAI』が2020年初夏に公開。海外でも順次公開予定となる。

2020年春に新たに刷新される新パスポートや、2024年度から使用される千円札のデザインに採用されるなど、今なお愛され続ける世界的アーティスト・葛飾北斎。19世紀にヨーロッパでジャポニズムブームを巻き起こし、ゴッホ、モネ、ドガなど数々のアーティストに影響を与え、西洋近代絵画の源流となった、世界で最も有名な日本人だ。

映画『HOKUSAI』は、米LIFE誌“この1000年で偉大な業績を残した100人”にも唯一の日本人として選ばれた北斎の知られざる生涯を初めて描く。柳楽優弥が青年期の北斎を、田中泯が老年期の北斎を演じるほか、瑛太、玉木宏、阿部寛らが共演。監督を橋本一が務める。

今回、解禁された超ティザービジュアルでは葛飾北斎の代表作として知られ、海外では“THE GREAT WAVE”の呼称で愛される代表作「冨嶽三十六景」の一図、「神奈川沖浪裏」が描かれた襖と、その間から絵と重なる位置に覗く富士山を背景に筆を構える、質素な着流し姿で情熱に満ちた鋭いまなざしが印象的な、柳楽演じる青年期の北斎の姿を捉えたもの。

特別映像には、柳楽と田中が演じる2つの時代の北斎が作品に向き合う様子が初お披露目となり、老年期を演じる田中は北斎の自画像を参考に容姿を似せるために頭を剃るなど、徹底した役作りを見せている。

映画『HOKUSAI』2020年初夏全国ロードショー

(C)2020 HOKUSAI MOVIE

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